【日本人は苦手?】一般論で登場する総称人称(we/you/one/they)の使い方や特徴をわかりやすく解説![052]

話すための基礎文法

今回は、代名詞の中でも総称人称と呼ばれる役割を持つ語についてお話しします。

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英語では使用頻度が高いのですが、日本人があまり使えていない言葉なので、この動画を通してそれぞれの特徴をつかんでもらえたら嬉しいです。

では、早速始めましょう。

総称人称とは:使い方とそれぞれの代名詞の特徴

まず、総称人称とは何かについて確認していきましょう。

今回お話しするwe、you、one、theyという代名詞は、漠然と「人々」を指すことができる代名詞です。

どういうことかと言うと、people(人々)や a person(人)という言葉の代わりとして使われ、特に自分が話していることが一般論であるように話すときに使われるのが総称人称です。

漠然と「人々」の意味を表すといっても、この4つの代名詞ではそれぞれ特徴があります。

1つずつ詳しく見ていきましょう。

we

まず、おそらく一番わかりやすいweから見ていきましょう。

たとえば、weという言葉の基本的な使い方は、

We 私達は同じ高校に通っていた。

のような文でしょう。

このweは、具体的には自分と誰かを一緒に指す言葉ですよね。

この文の場合では、自分と具体的に顔が浮かぶような特定の人です。

一方で総称人称としての使い方は、別物として捉えなくてもいいのですが、もう少し意味に広がりがあります。

たとえば、

や、

という言い方です。

どちらもweを使っていますね。

このweのイメージとしては、「自分を含む人々」という感じです。

 私達はネガティブな情報を信じる傾向がある。

という文では、もちろん文脈によるのですが、weは「自分を含む漠然とした人々」を指しています。

具体的に「あの人とあの人と私はネガティブな情報を信じやすい」などではなくて、「自分を含め、一般的に人はネガティブな情報を信じやすい」という意味合いです。

このweの範囲にもバリエーションがあって、たとえばもう1つの例、

ここではほとんど雪が降らない。

では、「自分を含む漠然としたある人々」を指しているという感じです。

ここでは、「この地の人々」という意味で、具体的に「誰と誰と誰」というのではなく、漠然と話し手を含む人々を指しています。

このように、最初に触れた基本的な使い方と同じように、話し手を含む人々を指すのがweです。

ただ、最後の例のように文脈によってはweの範囲は限定されますので、weに誰が含まれるかが問題になる場合もある、ということを頭の片隅に入れておきましょう。

つまり、内容によっては一般論のように言うと、「えっ、weって誰のこと?」「weに含まれない人もいるということ?」という風に捉えられてしまうかもしれないということです。

you

次は、youについて見ていきたいと思います。

おそらく、youといえばすぐに「あなた」が浮かんでくるかと思います。

 あなたは昨日彼女に会いましたか?

という感じです。

このyouが指しているのは、自分が話しかけている相手ですよね。

「あなた」や「あなた達」という、特定の人です。

これがお馴染みのyouですね。

では総称人称だとどうなるかと言うと、

という風に使われます。

youは自分も含まれるんですが、もっと漠然とした「人は」とか「すべての人は」、「誰もが」といった意味合いになります。

実はこのyouは、あまり日本人には馴染みがないものの、最もよく使われる漠然と「人々」を指す言い方なんですね。

たとえば、

 将来何が起きるかは分からない。

では、「一般的に人は分からない」「誰もがわからない」といった意味でyouが使われています。

また、

 人は一度しか生きられない→人生は一度きり

でも、「あなたは」一度しか生きられない、と具体的な人を指して言っているわけではないんですね。

one

では次にoneを見ていきましょう。

たとえば先ほどのyouを使った文章をoneに変えて、

OneBostonian Men's Wenham Cap Oxford, Brown, 12 W US

としたり、

という風に使うことができます。

このoneというのは数字の1なので、このような使い方では「1人の人(a person)」を指しています。つまり「人は~だ」と言っているわけですね。

イメージとしてはyouと同じで、自分を含む「すべての人は」や「誰もが」という感じです。

 人は一度しか生きられない→人生は一度きり

 人は知りすぎるということはない。

となります。

oneについて覚えておいてほしいのは、oneは人々を指すフォーマルな言い方だということです。

つまり、かたい言葉なんですね。

なので口語ではほぼ使われないですし、ときに気取ったような「上から目線」の印象を与えることもあります。

なので、特にかたい文章を書いているといったわけでないなら、先ほどご紹介したyouを使うといいですね。

they

最後に確認するのはtheyです。

まずは基本的な使い方のtheyから見ておきましょう。

たとえば、

They are my parents.

というと、「彼らは私の両親です」という意味です。

ここでは、自分を含まない、具体的に顔が浮かぶような特定の人々を指していますよね。

では、総称人称の使い方を見ていきましょう。

たとえば、

という風に使われます。

このtheyのイメージは漠然と人々を指していて、自分は含まれません

たとえば、

 見かけで中身を判断すべきでないとよく言われている。

を見てみましょう。

というのは、直訳すると「表紙で本の中身を判断する」といった意味なのですが、広く「外見で中身を判断する」という意味で使われるイディオムです。

ここでのtheyは「漠然とした人々」を指していて、they sayは「一般的に人々はこう言う」という意味合いになります。

もう1つの例、

 あの店のパンケーキは街で一番美味しいです。

では、theyの意味はもっと狭くなります。

これは「漠然としたある人々」を指していて、ここでは「このパンケーキを出すお店の人々」という意味合いです。

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英語の総称人称は日本語では…

最後に今回ご紹介した総称人称について1つ触れておきたいと思います。

we、you、one、theyといった総称人称は、日本語では訳出する必要がないことが多いです。

たとえば、先ほど確認した

では漠然と人々を指すyouが使われていますが、日本語にするなら「人生は一度きり」という感じで、「〇〇が」に触れる必要はないですよね。

また、

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後に続くyouも同様です。

英語ではどうしても文の構造上「〇〇が~する」という形になってしまうので、これらの代名詞が使われているわけです。

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総称人称 まとめ

  • 総称人称とは、漠然と「人々」を指すことができる代名詞
  • weは「話し手を含む人々」
  • youは(話し手も含む)「すべての人は」「誰もが」
  • oneはフォーマルな言い方で(話し手も含む)「すべての人は」「誰もが」
  • theyは「話し手を含まない人々」
  • 日本語では総称人称を「〇〇が」と訳出する必要がないことが多い

 

今回は、代名詞の中でも総称人称と呼ばれる漠然と人々を指す言葉についてお話ししました。

非常に英語的な表現ですし、意識すると意外とよく使われていることが分かると思いますので、是非身近な英文からこの表現を見つけてみてくださいね。

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